WEDDING PARTY REPORT
ウェディングパーティーレポート
ー Wedding reportー
”この空間が大好き、結婚式をするならここでウェディング姿を残したい”
以前から赤坂プリンスクラシックハウスをご利用くださり
そうおっしゃってくださった新婦様。
そんなご夫婦の素敵なウェディングフォトと
ご家族のお食事会の様子をご紹介いたします。
-Wedding Dress-
新婦様の運命のドレスはラグジュアリーでフェミニンな世界観で
世界中のセレブリティやハリウッド女優たちをも虜にする
Monique Lhuillier(モニーク・ルイリエ)のアイテム。
総レースで贅沢に仕立てられたロングスリーブドレスは
クラシカルな気品と うっとりするほどドラマティックな雰囲気をまとっています。
デコルテを美しく魅せるオフショルダーや、ローズが描かれた透明感溢れるレース
しっかりと長さのあるトレーン
クラシックバレエをされていらっしゃる新婦様の
華奢で女性らしい柔らかな魅力を一層美しく引き立てます。
-Wedding Photo-
かつてご皇族邸宅としてその歴史を刻み始めた 赤坂プリンスクラシックハウス。
中世イギリスのチューダー様式の建築が美しい洋館として
90年以上もの間 たくさんの人々に愛されてきた特別な場所です。
新郎新婦様が立つと まるでタイムスリップしたかのような
クラシカルでロマンティックな世界観ができあがります。
邸宅内を彩る シャンデリアや陶器、キャビネットも
この邸宅と共に歴史を刻んできた調度品の数々です。
当時を思い起こす優美な時間が紡ぎ出されるこの空間で
おふたりの姿も外国映画のワンシーンのよう。
1955年、赤坂プリンスホテルとして開業して以来
長い間愛され続けてきたBar Napoléon (バーナポレオン)。
エディット・ピアフ、パリの街並、ココ・シャネル など
フランス皇帝ナポレオンにちなみフランスを連想させるテーマで作られた空間も
素敵なフォトスポットの1つ。
おふたりだけでお先にグラスをあわせて乾杯です。
ステンドグラスが日本に普及して間もない時代、
宮廷御用達の職人たちが1つ1つの色ガラスを丁寧にあわせて作り上げた
ステンドグラスのアーチ窓。
その存在1つで この邸宅が有形文化財として残り続ける価値を感じられます。
吹き抜け天井の高さからたっぷりと光を浴びて輝くステンドグラスは
柔らかく優雅におふたりを照らします。
クラシックハウスの位置する紀尾井町は もとは徳川御三家のお屋敷があった歴史ある街。
都心とは思えない豊かな緑と閑静な佇まい、文化の薫りが色濃く残る地です。
この街のゆったりとした時の流れを感じることができる邸宅内のプライベートガーデン。
鳥の声や水の音、降り注ぐ光と緑を贅沢に感じながら2人の時間を楽しみます。
-Wedding Party-
大切なご家族がお揃いになりました。
新たな門出を迎えるおふたりを囲んで 美味しいお食事でお祝いします。
お食事は かつてご皇族の寝室であった「鏡の間」でお過ごしいただきます。
その贅沢な空間は旧赤プリ時代、スイートルームとしても使われたおもてなしの場所でした。
唐草模様が施された大箪笥や扉、螺鈿という貝殻で文字版が彫刻された時計
90年という時を刻んできた文化財としての気品と歴史感じていただけます。
"ようこそいらっしゃいました"と まるでお二人の邸宅にお招きしたかのように
新郎新婦様がご家族の皆様を温かくお迎えします。
お食事の始まりに料理長よりおもてなしのフルコースを皆様へご紹介。
旧赤プリ時代の歴史を継承した有名な「コンソメスープ」は3日間熟成させたもの。
その香りも楽しんでいただきたい、という想いから
ワイングラスに注いでお召し上がりいただきます。
熱々のスープがグラスに注がれると
グラス底の金粉がふわっと浮かび、スープの香ばしい香りがお部屋いっぱいに広がります。
テーブル上では わぁこんなの初めて!と驚きの声があがりました。
クラシックハウスの雰囲気も一緒に楽しんでほしい、というおふたりのご希望から
ご家族の皆様にも邸宅の歴史や建築に触れていただくお時間を。
パーティーの最中にはバイオリンの生演奏も加わり
このクラシカルな建築美を 優雅なカノンの調べと共にお楽しみいただきました。
メインルームすぐ隣のサンルームは
一面の窓と天窓の2方向からたっぷりの自然光が降り注ぐ開放的な空間です。
お席を立ってご移動いただくと 新郎新婦様とゲスト様の心の距離もより近づき
リラックスした雰囲気で会話を楽しんだり 握手を固く交わしたり。
温かいご歓談とお写真撮影をお楽しみいただきました。
お料理の締めくくりはクラシックハウス名物のアフタヌーンティーのおもてなしを。
見た目も心ときめく色鮮やかなプティ・フールは
パティシエがひとつひとつ丁寧に作り上げたもの。
心地いい和やかなティータイムが流れていきます。
そろそろおひらきのお時間に。
お礼のご挨拶をされる新郎新婦様のほっとされた表情と
ご家族様皆様の笑顔と眼差しがとても温かい雰囲気です。
今日はおめでとう、来てくれてありがとう
お一人おひとりを丁寧にお見送りをし お二人の結婚式が締めくくられました。
結婚式という1日がお二人にとって1年後、5年後、10年後
何度だって振り返りたくなるような時間であってほしいと心から願います。
これから先、お二人のストーリーと共に 時を刻んでいけますことを幸せに思っております。
-staff credit-
Hairmake:BiE
Photo:2C CONCEPT
Flower:U&Tse
Wedding plannner:Saori Ogawa