株主総会後の懇親会──挨拶のコツと実例集
2025.05.12

株主総会後に行われる懇親会は、株主の皆様と直接コミュニケーションを取る貴重な機会です。
その始まりの「乾杯の挨拶」を任され、緊張される方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は挨拶の例文を5つ、ポイントとともにご紹介します。
立場やシチュエーション別にまとめましたので、それぞれのシーンに応じてご活用できます。
Contents
挨拶のポイントは「簡潔・明瞭・感謝」
総会後懇親会での挨拶はできる限り簡潔にまとめることが鉄則です。
あれもこれもとり込みすぎると、話が長くなってしまい、参加者を退屈させてしまいます。
まずは、株主総会への出席と懇親会への参加に対する「感謝の言葉」から始めましょう。
加えて、総会が無事に終了したことへの安堵と、
今後の企業の発展を願うメッセージを加えると自然で好印象な挨拶になります。
乾杯の挨拶 例文集
その1:司会・進行役としての挨拶
「本日は、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。おかげさまで、○○総会を無事終えることができました。心より御礼申し上げます。これより懇親会を始めさせていただきます。本日、司会を務めます○○でございます。社のさらなる発展を目指し、皆様との交流を深める場となれば幸いです。それでは、乾杯!」
その2:幹事が乾杯を任されたケース
「ご指名にあずかりました、○○でございます。本日、総会の議案もすべて承認され、無事終了いたしました。ご出席いただきました皆様に、あらためて感謝申し上げます。それでは皆様のご健勝と、会社の今後の発展を祈念し、乾杯!」
※トップに代わって挨拶する際は、冒頭で「ご指名にあずかりました」と一言添えるのが礼儀です。
その3:よりカジュアルな懇親会で
「本日は皆様、たいへんお疲れ様でした。本日決議された内容を踏まえ、今後の業務にしっかりとつなげてまいりましょう。それでは、皆様のご健勝と会社のさらなる成長を願いまして──乾杯!」
※親しい間柄や社内向けの場では少しくだけた表現でも構いませんが、目上の方が多い場合は「お疲れ様」や「ご苦労様」は避け、「感謝」や「祈念」の表現を選ぶと安心です。
まとめ:懇親会の第一声が企業の“印象”をつくる
いかがでしたでしょうか?挨拶はほんの数分間ですが、その一言一言に企業の姿勢がにじみ出るものです。株主との距離を縮め、信頼を深めるためにも、場に合ったスマートな挨拶を心がけることが大切です。ぜひ、この例文を参考に心地のいいスマートな挨拶をしてみてくださいね!
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